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『食が細かった僕を支えてくれた、親の工夫』  中村憲剛選手

『食が細かった僕を支えてくれた、親の工夫』  中村憲剛選手

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川崎フロンターレのキャプテンを務める中村憲剛選手。先日のナビスコカップ準々決勝では、コンフェデレーションズカップから帰国間もない中、2得点を決める活躍を見せました。子どもの頃はなかなか身長が伸びず、食が細かったのだそうです。しかし、大人になるにつれて身体も大きくなり始め、今では食事を楽しむようになった、そんな中村憲剛選手が試合前には必ず食べるVのチカラメシとは!? 中村憲剛選手へのインタビューを2回にわたってお届けします。

PROFILE 中村憲剛(なかむら・けんご)//
川崎フロンターレ所属。2006年から2010年まで5年連続でJリーグベストイレブンに選出される。2009年南アW杯出場が決まった最終予選ウズベキスタン戦で、決勝点のアシストを決めるなど日本代表としても活躍。ポジションはMF。練習時、あるいは試合においても常にチームワークを念頭に置いた行動に対する評価は高い。また、向上心にあふれた練習姿勢は所属チームの模範ともなっている。家庭では一男一女のパパでもある。

■食が細かった小学生時代を支えた親の手料理

 小学生の頃、実は食べることが好きではなく(笑)、とにかく食が細かったですね。食べなければ大きくなれないとわかってはいるものの、実際は必要最小限のものを食べるという感じでした。その分、親がすごく努力や工夫をして、肉・魚・野菜、とバランスの取れた食事を用意してくれたので、出された食事は残さずに食べていました。中でも特に好きだったのが唐揚げ。今でもこの味は忘れられません。手作りの食事は今でもすごく愛情を感じますし、しっかり僕のことを考えてくれていたのだと感謝しています。
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小学校5年生の時に出場した『全日本少年サッカー大会』。この時はベスト16で敗退という結果に終わった

■身体が大きくなるにつれて意識し始めた食事の楽しさ

 高校に進学してから、15cmくらい身長が急に伸びました。その頃から食事の量も増え始め、「食事って楽しいな」と思えるようになりました。身体が大きくなると、これまでのプレーと変わってきて、視界が一気に開けましたね。「もっと早くからたくさん食べて大きくなっておけばよかった!損したなー」と後悔しましたよ(笑)。だから今、身体が小さくて悩んでいる子どもたちも、いずれ大きくなれるのだからバランスよく食べることを心がけて、そして食事を楽しんでもらえればと思います。

■おにぎり2コとうどんがキックオフ前の定番メニュー

 試合当日の食事には特に気を使っています。キックオフ3時間前に食べるものは、プロになってからほとんど変わらず、おにぎり2コとうどん。エネルギー源となる炭水化物中心ですね。それ以外の日は自宅で食事というのがほとんど。自宅での食事は、妻がカロリーや栄養バランスを考え、時には栄養士さんと連絡を取りながら、メニューを決めて作ってくれています。アウェイの試合では前日からホテルに泊まります。食事はビュッフェ形式なので、栄養バランスを自分自身で考え、サラダ、果物、それにヨーグルトなどの乳製品を意識してとるようにしています。
 今は本やウェブなどでも栄養に関する情報を得ることが出来るのでそういった情報も元に、試合に臨むようにするのもよいかもしれません。
中村憲剛選手のこだわり Vのチカラメシ
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中村憲剛選手が試合3時間前に食べるおにぎり2コとうどん。炭水化物がエネルギーになる、試合前の理想的な食事です。

■しっかりした技術を持ったうまい選手が増えてきた

たまたま『全日本少年サッカー決勝大会』をテレビで観たのですが、プレーしている選手たちは「スゴくうまいな!」と思いました。僕が子どもの頃よりもテクニックを持っている(笑)。チームとしての完成度も高く、技術的にもしっかりしているのですが、その反面、もう少し自分の得意とするプレーや、選手自身が持っているよいところをたくさん出してもいいと思いました。僕が子どもの頃は「一芸に秀でた」ではないですが、サイドを走らせたらとても速い選手がいたり、飛び抜けたうまさを持つ選手のワンマンチームなどもあり、その中で競っていたような気がします。小学生時代というのは能力的に大きく伸びる時期です。何でもかんでも、あれをやろう、これもやろうというのもわかります。それも大事ですが、ドリブルが得意だとか、キック力があるとか、これだけは他の誰にも負けないというような長所を持った選手がもっと出てきても面白いですよね。
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■まずは試してみる、そしてよければ実践!

家での食事は、妻が栄養士さんと連絡を取り合い、考えながら作ってくれるので、すべて食べることにしています。中でも豚のしょうが焼きは本当においしくて大好き(笑)。プロサッカー選手なので、もちろんカロリーは気にしているのですが、それも妻が計算しながら作っているので信頼しています。豚のしょうが焼き以外では、唐揚げや肉野菜炒めなども好きです。余談ですが、南アフリカワールドカップの前までは、食感が苦手でトマトが嫌いでした。大会に備えて1ヶ月以上の遠征生活をしていたとき、食事時にサラダを食べようとしたら彩りが悪くて(笑)。それで、試してみて良ければこれからも実践してようかと、軽い気持ちでトマトをサラダに足してみました。すると、意外とおいしくて(笑)。それ以来、トマトが食べられるようになりました。バランスよく食べて身体を作ることがよいプレーにつながります。そういった意味では、嫌いな食べ物でもまずは試してみることが大事だと思いました。
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■もうひとつのVのチカラ・メシ=親の手作りの食事

僕の母はすべて自分で料理して食卓に出してくれました。それも栄養のバランスを考えながらです。小学生時代の僕は小柄で食も細かったので、確かに大変だったと思います。でも、そんな母の姿を見て僕なりに感じるところはあったので、手作りしたものを残すことはなかったです。子どもって結構そういうところは見ています。やっぱり、手作りの食事というのは親の愛情を感じますし、嬉しいですよね。

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