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名古屋市瑞穂区を中心に活動するフットボールクラブ

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身長がグングン伸びる!肩甲骨盤連動ストレッチに親子でチャレンジ!!

■肩甲骨盤ストレッチをおすすめする4つのポイント

POINT1
筋肉は放っておくとどんどん硬くなる!
筋肉は赤身肉のようなもので、放っておくと、どんどん収縮して硬くなります。また、最近の子どもは戸外で走り回って遊ぶことが少なく、ゲームなどで不自然な姿勢を長時間とることが珍しくありません。すると筋肉がより緊張し、ぴちぴちの全身タイツをまとっているような状態に。これでは身長アップの妨げになります。肩甲骨盤連動ストレッチで、効率よく体を伸ばしてあげましょう。
POINT2
全身の筋肉をまんべんなく伸ばす
肩甲骨盤連動ストレッチでは、肩甲骨や骨盤のまわりについているさまざまな筋肉に注目します。背中の下側を広く覆う広背筋、背骨やうえでつなぐ肩甲骨まわりの筋肉、上半身の姿勢を保つために欠かせないお腹まわりの筋肉、大腿四頭筋など脚のまわりにある筋肉など、体の成長に関わる筋肉をまんべんなくストレッチしていきます。
POINT3
スポーツをしたらストレッチは必須
部活などで定期的に体を動かしている子どもの場合、練習前後にストレッチを行っていると思います。しかし、時間が少なかったり、アキレス腱伸ばし程度の限定的なストレッチでは、不十分です。スポーツをしている子どもこそ、肩甲骨盤連動ストレッチで、全身の筋肉をよく伸ばし、骨盤のゆがみなどが出ないよう、体全体を整えましょう。けがの防止にも有効です。
POINT4
ストレッチは勉強にも役立つ
肩甲骨盤連動ストレッチで筋肉の緊張がほぐれると、血液の流れがスムーズになります。すると血流にのって酸素が脳にたっぷりと運ばれるので、頭がしゃきっとして、勉強の効率がグッとアップ。勉強の合間に短時間のストレッチを入れると、眠気防止や気分転換になり、まさに一石二鳥です。適度なリラクゼーション効果もあるので、勉強でたまったストレス解消にも役立ちます。
■親子でチャレンジする4つの理由
理由1:柔軟性がアップする
セルフストレッチでは伸ばしにくい部位を、パートナーの手を借りて伸ばすことができるので、より体を柔軟にすることができます。
理由2:体の状態をチェックできる
筋肉の変化や、体のゆがみなどに、親が気づくことがあります。以前より柔らかくなれば褒めて励まし、ゆがみがあれば全身を調整しながらストレッチをサポートすることができます。
理由3:筋肉を正しく伸ばせる
子どもがセルフストレッチをすると、自分ではできているつもりでも、正しい方向に伸ばしきれていない場合があります。親子でチャレンジすれば大人が正確に筋肉を伸ばすので、子どもも正しいストレッチを学ぶことができます。
理由4:コミュニケーションできる
子どもと触れ合いながら行うので、コミュニケーション手段として最適です。体が気持ちよく伸びて、心がほぐれた状態なら、普段あまり話をしない男の子でも会話の糸口がつかめるかもしれません。

■肩甲骨盤連動ストレッチにチャレンジ!

肩甲骨盤連動ストレッチ1
肩甲骨まわりのストレッチ
肩甲骨まわりのストレッチ
背中の硬さをとって身長アップ
パートナー
あぐらをかいて座り、両手で子どもの左手首をつかみます。体重を後ろにかけ、子どものうでをひっぱります。反対側も同様に行います。
ポイント
●綱引きをするようなイメージで、子どものうでを引っ張る。
●子どもが正しい向きに首を向けているかチェック
子ども
パートナーと対面で座り、両足裏をパートナーのひざに当てます。背中を丸めながら
後ろに倒れるように体重をかけます。左肩ごしに振り返るようなつもりで、首を後ろに向けましょう。反対側のうでは脱力して床に置いておきます。
肩甲骨盤連動ストレッチ2
胸とお腹のストレッチ
胸とお腹のストレッチ 胸とお腹のストレッチ
パートナー
前傾姿勢になり、子どもの両手首をしっかりつかみます。自分の腰の上に子どものお尻をのせて、子どもの体を持ち上げます。10~30秒間キープしたら、子どものうでをひっぱって全身を引き伸ばしながら、ゆっくり下ろしていきます。
ポイント
●子どものひじを伸ばしてあげる
●お尻ではなく、腰に子どものお尻をのせる
●ひっぱりながらゆっくり下ろす
子ども
両うでを上に伸ばし、手のひらを天井に向けます。体の力を全部抜いて、胸からお腹がスッキリ伸びるのを感じましょう。
肩甲骨盤連動ストレッチ3
体側のストレッチ
左右のバランスをとって身長アップ
体側のストレッチ
パートナー
子どもの右側に立って、両手で子どもの手首をとり、斜め上にひっぱり上げます。子どもの様子を見ながら、10~30秒間、無理なく体側をストレッチさせます。反対側も同様に行います。
ポイント
●子どものうでを斜め上方向に軽く伸ばす
子ども
左腰を床につけて横座りになります。右手で左手首をつかみ両うでを右斜め上45度の方向に伸ばします。
ポイント
●両ひじを曲げないようにしましょう
肩甲骨盤連動ストレッチ4
肩甲骨と体幹のストレッチ
体側のストレッチ 肩甲骨と体幹のストレッチのポイント
パートナー
左脚を子どもの左脚の外側に添え、脚が動かないようにせき止めます。子どもの左うでを右手で、右うでを左手で上からつかみ、子どもの体をひねります。反対側も同様に行います。
ポイント
●子どもの体をタオルを絞るようにひねるイメージで
子ども
右脚を大きく前に踏み出します。上体を右にひねり、首は左を向きます。ひざは軽く緩め、つま先はまっすぐ前に向けます。肩甲骨のまわりと、体幹が伸びているのを感じましょう。
ポイント
●ひじを伸ばす
●バランスを崩さないように
肩甲骨盤連動ストレッチ5
内もものストレッチ
内もものストレッチ
骨盤の左右のゆがみを調整して身長アップ
パートナー
子どもの左足首を持ち、扇を広げるような感覚で横に開きます。右脚がズレないよう、左手で固定しておきます。反対側も同様に行います。
ポイント
●あまり無理をさせず、様子を見ながらゆっくりストレッチさせる
子ども
仰向けに寝て、リラックスします。内ももが伸びていくのを感じながら、痛くなる直前までストレッチしてもらいます。
ポイント
●全身の力を抜く
肩甲骨盤連動ストレッチ6
ふくらはぎのストレッチ
ひざ裏のストレッチ
脚の長さを伸ばして身長アップ
パートナー
子どもの足を持ち上げ、ひざが曲がらないよう、自分のひざで軽く固定します。つま先を軽く押していきます。反対側も同様に行います。
ポイント
●ひざ裏が強く伸びるので、子どもの様子を見ながら行う
子ども
床に仰向けに寝て、リラックスします。息を吐いて脱力します。
ポイント
●体の力を抜いて、ひざを伸ばす
いかがでしたでしょうか? 今回は基礎編6つの肩甲骨盤連動ストレッチをご紹介しました。次回は応用編となるストレッチをご紹介していきます。お楽しみに。
次回、応用編に続く>>
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『食のコーチはお母さん』  サッカーでベストパフォーマンスを生み出す食事のバランス   

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スポーツをする人たちの食事の基本はバランスの良さ。主食、主菜、副菜、乳製品、果物を朝・昼・夜・おやつで上手にとることが大切です。食事のバランスが崩れると、体調を壊す原因になります。体調が優れなければ、試合はもちろん、練習にも参加できず、子どものモチベーションも下がってしまいます。元気にサッカーができるように、子どもたちの食事に気をつけたいものですね。
朝食を食べられないという子どもが増えているようですが、何も食べずに登校させるよりは、野菜ジュースやバナナだけでもいいので食べさせるようにしましょう。時間がある時は、たっぷり野菜のスープ、フレンチトースト、ヨーグルトと果物などが理想的な朝食です。小学生時代は、食生活の基礎が完成される時期。「どういう食事をどのタイミングでとればいいのか」を身につけさせることが大切です。

■瞬発力と持久力が必要なサッカーには、何を食べさせればいい?

瞬時の判断で動く力と、試合の間に動き続ける力。サッカーには瞬発力と持久力の両方が必要です。瞬発力を発揮するためには、たんぱく質、ビタミンC、マグネシウムが不可欠。たんぱく質が筋肉を作り、ビタミンCが筋肉をしなやかにし、マグネシウムが神経伝達を向上させます。たんぱく質は炭水化物を一緒に摂取するとより効果的。例えば、赤や黄色のパプリカと豚肉を炒めたものを乗せた丼。ブロッコリーなどの緑黄色野菜を添えれば、バッチリです。パプリカはビタミンがとても多い食材なので、積極的に食べましょう。また、持久力のためには、お米やパンのような炭水化物、豆腐やうなぎのビタミンB1、鉄分が大切です。
積極的に運動している8歳~11歳の子どもは1日2050~2600cal、中学生以上なら1日2750~3100calのエネルギーが必要です。一回の食事に男の子はご飯140gとおかずを3~4品、女の子はご飯120gとおかず2~3品が目安。ビタミンやミネラルはたっぷり必要なので、野菜は350g、果物は200g食べるようにしましょう。最近は果物を取れていない子どもが多いようです。これからの季節は風邪の予防にも役立つので、栄養価の高い旬の果物を積極的に食べること。おやつには果物や野菜チップもおススメです。
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写真左(豚肉とパセリの生姜焼き、しらすとホウレンソウの炒め物、ししゃも)試合3日前のメニューの一例
写真右(ビタミン丼(ハーフライス)、鮭の生姜揚げ、ブロッコリーのゴマ和え)普段の夕食の一例

■サッカーの試合後、食事で疲労回復に違いが出る

日々の食事はもちろんですが、大切な試合前後の食事でパフォーマンスが変わります。試合の3日前~前日には、エネルギーを体に溜めこむ食事を心がけます。エネルギーの元になるのは炭水化物ですが、だからといってご飯を大盛りに、では子どももうれしくありません。ポテトサラダにマカロニを加えるなど、一工夫してみましょう。
試合前日は油分を控え、消化の良いものを食べます。食物繊維が多いものは、試合当日にお腹の調子を悪くさせることがあるので、控えましょう。普段玄米を取り入れている場合も、前日は白米のみにします。試合当日は午後からの試合ならば、いつもと同じ朝食を食べます。午前中の試合なら、試合開始の3時間前に食事を済ませます。食べたものがエネルギーに変わるまでに、3時間ほどかかります。簡単に済ませるなら糖分豊富なもち、うどん、そば、パンなど。しかし、デニッシュやカツサンドやカレーパンなどの脂質の多い揚げ物は避けます。
試合前に会場でお腹が空いてしまったら。試合開始1~2時間前なら、鮭のおにぎりなど、脂質の少ない具材のおにぎりを。1時間未満なら、バナナやゼリー飲料で空腹を和らげます。空腹でも満腹でもベストなパフォーマンスはできないので、バッグの中にゼリー飲料などを常備しておくといいですね。試合30分前になったら、コップ1杯でいいので水分補給をしましょう。また、試合中は喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を摂取すること。試合中に足がつるのは、水分不足が原因のことがよくあります。
試合終了後30分以内では、おにぎりやバナナを食べたり、オレンジジュースを飲みましょう。試合中に失われた栄養補給と翌日に疲労を残さないために、炭水化物とクエン酸を取り入れます。おすすめはうめぼし入りの小さなおにぎり。うめぼしが苦手でなければ、ぜひ試してみてください。
さらにサッカーの試合2時間後にご飯、スープ、野菜、魚、肉、フルーツといった、食材のフルコースを食べるのが理想的。疲労回復+身体づくりのためには、肉+香味野菜のメニューがぴったりなので、麻婆豆腐や餃子を献立に取り入れてみてください。

『子どものころの食習慣が世界で戦える体を作る』 中村俊輔選手

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横浜Fマリノスのゲームキャプテンを務める中村俊輔選手。ジュニアユース時代には、栄養面でも教育を受けて、バランスよく食べることを心がけていたそうです。プロサッカー選手となり、海外チームへ移籍したときも、栄養バランスには細心の注意を払っていた中村選手。そんな中村選手がホームでの試合前に、クラブハウスで食べるVのチカラメシとは!?
PROFILE 中村俊輔(なかむら・しゅんすけ)//
横浜Fマリノス所属。ポジションはMF。元日本代表。2000年にJリーグMVPを日本人最年少で受賞。イタリアのレッジーナ、スコットランドのセルティック、スペインのエスパニョールと海外のチームでも活躍。三男一女のパパでもあり、2012年にはベストファーザー賞に選ばれている。
■和食ばかりを食べていた子ども時代。わが子に引き継ぐ食習慣
母が和食好きなので、そればかり食べていました。おかずも肉も魚もバランスよく出ていましたし、飲み物も牛乳やオレンジジュース中心で、今思えばアスリートのような食生活だったと思います(笑)。そんな子どもの頃の食習慣は今でも続いています。子どもは親が用意したものを自然に食べるので、親の食に対する考え方が、その後の子どもの食生活に与える影響は大きいと思います。僕も自分の子どもに何を食べさせるかいつも意識しています。

■プロになるためには苦手なブロッコリーも食べた

現在の横浜Fマリノスのジュニアユースに入ると、栄養面でも教育されました。プロになるためにはバランスよく食べなければいけないとか。だからブロッコリーも苦手でしたけど、意識して今も食べています。引退したらきっと食べないです(笑)。また、当時は身長を伸ばしたくて、牛乳をたくさん飲んだりしていましたね。三食だけでは足りなくておやつを食べる時は、母が用意してくれた煎餅や芋ばかり食べていました。
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第14回神奈川県少年サッカー選手権中央大会(2枚とも左が中村選手)
■プロになってから改めて実感したバランスの良い食事の大切さ
海外では、日本食を意識して摂るようにしていました。海外の食事が続くと、太ってしまうし栄養も不足してしまうので。やっぱり日本人の胃腸は海外の人とは違う。栄養士さんに聞けば、日本食は栄養バランスのとりやすい食事とのこと。だから、海外には炊飯器と米、日本でしか手に入らないヒジキとかを段ボール箱で持っていき、現地でも梅干しとか日本の食材を買って自炊していました。食事はプレイに影響が出るので、食の知識がなかったら海外では、やっていけなかったかなと思います。
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中村選手のこだわり Vのチカラメシ
中村選手がホームでの試合前に食べるミートソースパスタ。試合前のエネルギー補給のためにチーム全体で炭水化物を摂ることになっているそう。
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だから勝てる!!Vのヒケツ
管理栄養士MEMO スタミナアップにぴったり!
エネルギー源となる炭水化物が豊富なパスタと、炭水化物を効率よくエネルギーに変えるビタミンB1が豊富な豚挽き肉のミートソースは、試合でバテずに戦うのに役立ちます。
■量を大盛りにするだけじゃない母の工夫
男兄弟がみんなスポーツをしていたので、家に出る食事はかなりボリュームがありました。食事のしかたも、皿に多く盛ったものを皆で突っつき合うスタイル(笑)。でも、今考えると母親がバランスよく食べさせようという工夫がありましたね。たとえば素麺を出すなら素麺を出して終わり、とするのではなく、野菜など別のものを添えてくれました。おみそ汁のなかにも必ず何か具が入っていたり、目玉焼きを出すときには横にアスパラとトマトを添えていたりと、何らかの工夫がされていました。おかげで子どもの頃から野菜も自然に摂る習慣がついていましたね。
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■日本に帰って実感した、日本の食事の便利さ
海外に渡ると、日本ではバランスの良い食事が簡単に摂れるありがたさを実感します。海外にいるときは、食の知識がないとあっという間に栄養が偏って、やりくりが大変でした。日本では、自分の食べ方にあわせた食材やメニューが選べるので、とても快適です。たとえば、現在の横浜F・マリノスの食堂では、肉と魚どちらを食べるかを自分で選べます。試合が始まる3時間前には、前回紹介したパスタをはじめとした炭水化物を多く摂っています。試合中ずっと体を使い続けることになるので、今のベスト体重より1キロ増えるくらいの量を意識しています。パスタ以外には、てっとり早く糖分がとれるので、菓子パンもよく食べています。横浜F・マリノスの食堂はいろいろな菓子パンが選べて楽しいので、リラックスもできますね。
中村選手のもうひとつのVのチカラ・メシ
母がよく作ってくれたもので印象的な料理は「ザクザク煮」です。福島の会津の方の郷土料理で、一言で言えば野菜が入っている薄いお吸い物です。キクラゲやニンジンやコンニャクが入っていて、醤油で煮てあって。子どもは生で野菜を食べられないことが多いと思うのですが、おみそ汁に何でも入れちゃうのが一番いいと思います。栄養があるものを一度にいっぱい摂れておすすめです

『食が細かった僕を支えてくれた、親の工夫』  中村憲剛選手

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川崎フロンターレのキャプテンを務める中村憲剛選手。先日のナビスコカップ準々決勝では、コンフェデレーションズカップから帰国間もない中、2得点を決める活躍を見せました。子どもの頃はなかなか身長が伸びず、食が細かったのだそうです。しかし、大人になるにつれて身体も大きくなり始め、今では食事を楽しむようになった、そんな中村憲剛選手が試合前には必ず食べるVのチカラメシとは!? 中村憲剛選手へのインタビューを2回にわたってお届けします。

PROFILE 中村憲剛(なかむら・けんご)//
川崎フロンターレ所属。2006年から2010年まで5年連続でJリーグベストイレブンに選出される。2009年南アW杯出場が決まった最終予選ウズベキスタン戦で、決勝点のアシストを決めるなど日本代表としても活躍。ポジションはMF。練習時、あるいは試合においても常にチームワークを念頭に置いた行動に対する評価は高い。また、向上心にあふれた練習姿勢は所属チームの模範ともなっている。家庭では一男一女のパパでもある。

■食が細かった小学生時代を支えた親の手料理

 小学生の頃、実は食べることが好きではなく(笑)、とにかく食が細かったですね。食べなければ大きくなれないとわかってはいるものの、実際は必要最小限のものを食べるという感じでした。その分、親がすごく努力や工夫をして、肉・魚・野菜、とバランスの取れた食事を用意してくれたので、出された食事は残さずに食べていました。中でも特に好きだったのが唐揚げ。今でもこの味は忘れられません。手作りの食事は今でもすごく愛情を感じますし、しっかり僕のことを考えてくれていたのだと感謝しています。
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小学校5年生の時に出場した『全日本少年サッカー大会』。この時はベスト16で敗退という結果に終わった

■身体が大きくなるにつれて意識し始めた食事の楽しさ

 高校に進学してから、15cmくらい身長が急に伸びました。その頃から食事の量も増え始め、「食事って楽しいな」と思えるようになりました。身体が大きくなると、これまでのプレーと変わってきて、視界が一気に開けましたね。「もっと早くからたくさん食べて大きくなっておけばよかった!損したなー」と後悔しましたよ(笑)。だから今、身体が小さくて悩んでいる子どもたちも、いずれ大きくなれるのだからバランスよく食べることを心がけて、そして食事を楽しんでもらえればと思います。

■おにぎり2コとうどんがキックオフ前の定番メニュー

 試合当日の食事には特に気を使っています。キックオフ3時間前に食べるものは、プロになってからほとんど変わらず、おにぎり2コとうどん。エネルギー源となる炭水化物中心ですね。それ以外の日は自宅で食事というのがほとんど。自宅での食事は、妻がカロリーや栄養バランスを考え、時には栄養士さんと連絡を取りながら、メニューを決めて作ってくれています。アウェイの試合では前日からホテルに泊まります。食事はビュッフェ形式なので、栄養バランスを自分自身で考え、サラダ、果物、それにヨーグルトなどの乳製品を意識してとるようにしています。
 今は本やウェブなどでも栄養に関する情報を得ることが出来るのでそういった情報も元に、試合に臨むようにするのもよいかもしれません。
中村憲剛選手のこだわり Vのチカラメシ
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中村憲剛選手が試合3時間前に食べるおにぎり2コとうどん。炭水化物がエネルギーになる、試合前の理想的な食事です。

■しっかりした技術を持ったうまい選手が増えてきた

たまたま『全日本少年サッカー決勝大会』をテレビで観たのですが、プレーしている選手たちは「スゴくうまいな!」と思いました。僕が子どもの頃よりもテクニックを持っている(笑)。チームとしての完成度も高く、技術的にもしっかりしているのですが、その反面、もう少し自分の得意とするプレーや、選手自身が持っているよいところをたくさん出してもいいと思いました。僕が子どもの頃は「一芸に秀でた」ではないですが、サイドを走らせたらとても速い選手がいたり、飛び抜けたうまさを持つ選手のワンマンチームなどもあり、その中で競っていたような気がします。小学生時代というのは能力的に大きく伸びる時期です。何でもかんでも、あれをやろう、これもやろうというのもわかります。それも大事ですが、ドリブルが得意だとか、キック力があるとか、これだけは他の誰にも負けないというような長所を持った選手がもっと出てきても面白いですよね。
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■まずは試してみる、そしてよければ実践!

家での食事は、妻が栄養士さんと連絡を取り合い、考えながら作ってくれるので、すべて食べることにしています。中でも豚のしょうが焼きは本当においしくて大好き(笑)。プロサッカー選手なので、もちろんカロリーは気にしているのですが、それも妻が計算しながら作っているので信頼しています。豚のしょうが焼き以外では、唐揚げや肉野菜炒めなども好きです。余談ですが、南アフリカワールドカップの前までは、食感が苦手でトマトが嫌いでした。大会に備えて1ヶ月以上の遠征生活をしていたとき、食事時にサラダを食べようとしたら彩りが悪くて(笑)。それで、試してみて良ければこれからも実践してようかと、軽い気持ちでトマトをサラダに足してみました。すると、意外とおいしくて(笑)。それ以来、トマトが食べられるようになりました。バランスよく食べて身体を作ることがよいプレーにつながります。そういった意味では、嫌いな食べ物でもまずは試してみることが大事だと思いました。
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■もうひとつのVのチカラ・メシ=親の手作りの食事

僕の母はすべて自分で料理して食卓に出してくれました。それも栄養のバランスを考えながらです。小学生時代の僕は小柄で食も細かったので、確かに大変だったと思います。でも、そんな母の姿を見て僕なりに感じるところはあったので、手作りしたものを残すことはなかったです。子どもって結構そういうところは見ています。やっぱり、手作りの食事というのは親の愛情を感じますし、嬉しいですよね。

子どもへの接し方が変わる!サッカーで自立した個を作るために。

12月に刊行された『自ら考える子どもの育て方』の著者、元川崎フロンターレU-12監督、髙﨑康嗣さんが保護者に伝えたいことを本のなかからご紹介しています。

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■自立の邪魔をする「甘え」「甘やかし」

 子どもたちの自立は親にとって、もっともうれしい成長のひとつです。サッカーでは、自立がプレーの質を上げる要素になりますし、生活面でも自立している子どもは輝いて見えます。では、どうすれば子どもたちを自立した個に育てることができるのでしょう。髙﨑さんは子どもの自立について、いくつかのポイントを挙げて解説をしています。
【甘え論】
 子どもは成長とともに自立していかなければなりません。たとえば、自分で朝起きるとか、自分の部屋を掃除するということ。ところが、そこで甘えが出ると「自分がやらなくても親がなんとかしてくれて当たり前」という考えになる。そうなると「指導者が助けてくれて当たり前」になる。困ってたら手を差し伸べてくれる。言わなくても察してくれて当たり前ということになってしまう。そうした甘えが多くなると、サッカーにも影響してきます。局面で判断が必要なときにそれができない。そして、それを人のせいにしてしまう。つまるところ、わがままなプレーをするようになります。(その3 サインを見逃さない)
【甘やかすということ】
 保護者のみなさんには「子どもを必要以上に甘やかさないでください」と伝えていました。ぼくが考える甘やかしは「早く寝なさい」とか「早く勉強しなさい」とか「お風呂に入りなさい」というような声がけです。これは答えを与えているという意味で、甘やかしなんです。「うちは厳しいんです」と言ってこれらの答えを口にする家庭も少なくありませんが、それは厳しさではありません。またそうした認識を子どもたちに伝えました。「こうした答えを言われたら負けだからね。サッカーと同じで人から言われる前に行動することが大切でしょ」と言いました。もちろん子どもたちが早寝や勉強、食事の大事さを知っていることが前提です。(その7 親と子どもの向き合い方)
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■何も言わないのではなく、問いかけることが大切

 ふたつのパートで出てきた「甘やかすことの弊害」。では、どのような接し方をしたらいいのでしょう?
 髙﨑さんは「何も言わない」のではなく、「問いかけ」をしてほしいと言います。
 子どもができていない時の親からの働きかけは必要なので、言わないということでなくて、問いかけてほしいと思います。夜更かしする子には「明日の朝は自分で起きれるの?」という声がけ。食事を残す子どもには「ご飯を食べないで動けるの?」だったり「それで身長は伸びるの?」といった子どもの心に響くような問いかけを続けるといいと思います。子どもたちがやるべきことをできるようになれば声がけをやめればいい。
中略
寝坊したり準備ができなかったり、忘れ物をして叱られればいいと思います。そうして覚えていくのです。何かができなかった時に、自分が大変になるということを理解することが大切で、当たり前のことをできないことが本当に恥ずかしいのだという認識を親子で持つべきだと思います。
■声掛けの一例
悪い例「早く寝なさい」→「明日の練習がきつくなるよ」
・良い睡眠が良いプレーにつながる
悪い例「早く片付けなさい」→「明日の準備はすぐにできるの?」
・どこに何があるかわかるので良い準備につながる
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■叱るタイミングを考える

 また「叱る」ことについても、髙﨑さんは全面的に禁止するのではなく、タイミングが大切だと言います。
 子どもを叱る時、タイミングが重要になります。何もないのに何かの言葉を投げかけても響きません。たとえば部屋が散らかっていたとしても、すぐに何かが必要で無い限り心には響きません。本人は大丈夫だと思うからです。でも、次の日に部屋が散らかっていることで必要な物を見つけられない時に「片付けないからだよ」と言えば伝わりやすいでしょう。同じように、汚れたユニフォームなどを洗濯かごに出さずに放置したことで、翌日汚れたものを着なければならない時なども叱るタイミングとしては有効です。
つまり、適切なタイミングを見つけることが大事なのです。
理想は、子どもたちが、何も言わずにやるべきことを自分でできるようにすることです。髙﨑さんは、自立に必要なことは子どもたちに「自分で考えて言葉にさせたり、行動させたりすることが大切」だと言います。
 優しい親というのは、過剰に関わる親でもあります。それは過保護とも言えますが、その一方で親は過保護と思ってない場合が多い。そういう親に「優しいですよね」と言いつつ「その優しさは子どものためにはなりませんよ」と伝えていました。
 必要以上の「○○しなさい」は、甘やかしであること、叱るタイミングを考えること、優しさと過保護とを切り分けることで、子どもたちへの接し方はかなり変わっていくのではないでしょうか

OBが練習に来てくれました。

高校の練習のOFFを利用して、ジュニアユース2期生の7人が来てくれ、練習に参加してくれました。

希望している高校で活躍している子もおり、現役選手には良い刺激になりました。

少し前にも、ジュニアユース3期生の長谷川 祐真君と平野 涼也君が来てくれました。

みんな頑張れ!!

OB-1

成田 知規 渡辺 壮馬 深見 陸人 石塚 克己

藤原 優樹 井戸 大輝 白鳥 秀人